はじめての見積書作成から案件受注まですべて公開

こんにちは。せきやです。RaiseTechの案件への参画が決まったので記事にします。
きっかけは下記のツイート


ホントにいいエンジニアを育てるスクールなら、受講生に案件を発注するとか自社で雇うって冷静に考えてみると構造としては自然なことなんですが、他のスクールだと考えらないですねw

受講生に案件を発注するスクールはRaiseTechやんばるエキスパート以外は聞いたことないです。
とてもRaiseTehcらしい案件の振り方と流れだったので備忘録として記事にしました。

エナミさんから許可をもらったので実際に提示した見積書とDMを公開します。

見積書の作り方とかって調べて表示される内容ってある程度、場数踏んだ人のスマートな内容なので、はじめての人にとって再現性が低いことを感じました。

今回の記事を読むメリットとしては泥臭いはじめての見積書作成の裏側を装飾なしにお伝えできること。今後もRaiseTechで展開される案件に対しての戦略を提供できることです。

スクールを判断する一つの基準は「受講した生徒に仕事を振ったり、採用したりしてるかどうか」

本質を突いた言葉
そしてきっかけになったツイートから、たった数日で受講生に実際に案件が公開されました。
おそらく予想以上に希望者が集まったのでしょう。
「選考」が行われることになりました。

選考の内容は見積書の提出

選考の流れとしては一般的な見積書提示だけではなく、各金額の設定理由を細かく言語化して発注者に選考してもらうという非常にRaiseTehcらしい流れです!
このタイミングで重要な問題が発生しました。
「やべえー俺!見積書つくったことねえーーー。」
選考のzoom事前説明会では見積書提示で選考が行われることに対して「いいですね!おもしろそうです!」とかかっこつけて言ったけど
明らかに脳内はフリーズしていましたw
同時に案件を受注したいと言いながら、見積書を作るというビジネス上必ず必要な流れを無視していた自分の甘さを痛感。
実際応募者の中で面食らった人も多いはず。
ただやると言った以上はやるしかありません。
最初の行動としてまずはGoogle先生に聞いてみました。
「なるほどー!」くらいの感覚で「我が意を得たり!」には至らずにYouTubeでも動画を探しましたが

「見積金額の理由って再現性が低い」という結論に到達。
当たり前かもですが、人によってスキルも経験も違うから他人の見積った理由を自分に落とし込むのって難しいんですよねー。今回はコピペが通用しないのも明白。
結果的に見積書は作業時間から逆算して、自分の設定した最低時給は下回らないことから逆算して作成することにしました。

今回の選考はクラウドワークスとかと違って「見積もりの理由」を含めての選考。

事前に発注者から実装してほしい機能は説明もらってるから選考にあたって発注者が求める情報を下記で仮定。

・どうやって必要な機能を実装するか

どのくらいの期間で実装が可能か

自分に依頼するメリットの提示

上記3点を文章で表現する必要がありました。
まず機能の実装についてはCMSを希望ということから自分の中ではWordPress一択でした。
ただ発注者の求める物を文章だけで共有することには無理があると思い、最低限のラフ案だけでも共有する必要を感じました。視覚効果って大事。
応募時点でイメージを共有する手段を探しましたが、またここで大きな問題が発生。
「やべーイメージの共有する手段がねえー」

選考はスタートから締め切りまでが2日間しか期間がなかったので、見積書をつくる時間から逆算するとデザインツール使ってラフ案つくる時間は足りないと判断。
ただ視覚的なイメージの共有ゼロの状態で、たくさんの応募者の中から自分を選んでもらうことは難しいと考えひとつの代替手段に到着。
「あ、実際に作った写真でいいじゃん!」
時短のために速攻で子テーマをカスタマイズし必要最低限のイメージ共有ができるテーマを作成し提出することにしました。
【実際の写真】


次に考えることは期間です。
納期に追われたくないから保険はかけたいところ。
実際に制作に必要な期間の1.5倍で期間は書きました。デプロイ前のテストに対する保険です。

石橋を叩くスタイル。

自分に依頼するメリットを提供

一番重要で難しい部分ですね。
事前情報として応募者が多いことはわかっていたので、まず発注者側の大変な作業は、応募者の「見積もり理由」を読むことであると仮定し、文章は読みやすく練る必要があると判断。
相手目線で考えると文章がわかりにくいだけで「この人はコミニケーションコスト高そうだからパスかなー」ってなるはず。
上記の理由から読みやすい文章を書くことに主眼を置きました。
具体的には下記の3つ

・漢字、カタカナ、ひらがなをバランスよく使う。

・文章に空白をつくる。(義務教育で習った正しい文章の書き方は捨てる)

・代名詞は文章の中で極力使わない。

シンプルです。

特にネットの文章は、PCでもスマホでも「流し読みされる前提」で書く必要があります。

「これ」とか「それ」などの代名詞多用は危険。「読み流し前提」だと「これ」とか「それ」が何を指す言葉なのか読んでる人にわからなくなるからです。残念ながらネット上の文章をスミからスミまで読むのは書いた本人だけです。
上記を踏まえて実際に送った見積もりの金額理由をそのまま全文掲載します。

実際に送った文章

WordPress9月生の関谷純一です。

【自己紹介】34歳。ECサイト勤務。就業時間が週5日で8時間。
案件着手の場合は1日あたり最低4時間は作業時間つくれます。僕はRaiseTechを受講し生活サイクルが変わるほどの影響を受けました。
具体的には仕事終わったら酒飲んで寝るだけの生活から平日は4時間、休日は8時間ほどの学習時間を半年ほど継続しています。

Web制作のスキルはRaiseTechで学ぶことができたので、現在はSEOやライティングを実践で学ぶ目的でブログを運営しています。

【スキル感】WordPress副業コースの課題は受講期間内にデプロイまですべて完了しています。

下記ポートフォリオとして提出いたします。https://works-lp.netlify.app/コーディングとレスポンシブ対応、ハンバーガーメニューの実装からデプロイまでが15時間ほどで完了するスキル感です。

実務経験はなくはじめての案件応募です。案件童貞です。よろしくお願いします!

ーーー【見積もりプラン】ーーー

今回提案として

・既存テーマのカスタマイズのライトプラン(10万円〜)

・オリジナルテーマの作成のカスタムプラン(20万円〜)2つのプランと追加のオプションメニューを用意しました。

ーーー【ライトプラン】ーーー

・メリット納品が早いこと。工数が少ないため低予算で開発が可能。

・デメリット現状不要な機能も搭載されたまま納品に至ること。

ーーー【カスタムプラン】ーーー

・メリット事前ヒアリングから細かいカスタマイズが可能。必要な機能だけを実装。
表示速度などのユーザービリティーの向上。

・デメリット工数が増えるため納品に時間がかかること。予算が上がること。

ーーー【ライトプラン内訳】ーーー

■打ち合わせ費用 10,000

■デザイン費用 10,000

■WordPressカスタマイズ費用 30,000

■レスポンシブ対応 10,000

■サーバー環境移行費用 10,000

■デバックチェック、テスト 30,000

ライトプランは10万円からのお見積りで制作着手から10日ほどでの納品が可能です。

ーーー【カスタムプラン内訳】ーーー

HTML、CSSからのテーマ作成。20万円〜の金額で開発可能です。

■打ち合わせ費用 10,000

■進捗報告費用 10,000

■HTML、CSSコーディング費用 40,000

■jQueryによるハンバーガーメニュー費用 20,000

■WordPressテーマ作成費 70,000

■デザイン費 10,000

■サーバー環境移行費用 10,000

■デバックチェック、テスト 30,000

カスタムプランは20万円からのお見積りで制作着手から約3週間での納品が可能です。さらに提案としてオプションメニューを用意しました。

■カスタムフィールド実装 追加 20,000

■運用保守費(サブスク型)月額 10,000

複数の投稿者が使う場合、投稿者名や投稿項目など必要な情報を投稿時点でカテゴライズできるカスタムフィールドの実装テーマ開発者による月に一度の定例ミーティングを含むサブスク型の運用保守オプションを用意しています。

ご希望のプラン、オプションをお選びいただければ幸いです。

ーーー※ライトプラン料金設定理由※ーーー

■打ち合わせ費用

デザインや機能の詳細を話し合う時間についての設定。
現状かかる時間が未定のため仮に10時間かかったとしても時給単価が1.000円を切らないための主体的な設定金額です。

■デザイン費用

「はじめに」と「全体連絡」の項目のみを実装する仮定で算出。
現時点で必要なデザインは必要最低限であると考えたため。足し算のデザインではなく無駄な要素はなくし受講生にとっての見やすさと、投稿者にとっての使いやすさを「引き算」で適切に表現するための費用。

■WordPressカスタマイズ費用

既存テーマを事前に打ち合わせた構想通りにカスタマイズするためにかかる時間から算出。プラグインに関しては現状必要なものがバックアップ用のBackWPupのみと考えているため設置料金込みで算出。

■レスポンシブ対応

実装後PC、タブレット、スマホでの表示チェックを行うための費用。

■サーバー環境移行費用

本番環境への引っ越し作業はプラグインで行います。すでにRaiseTechのサーバー環境にWordPressがインストールされている前提で算出。
サーバー契約が別途必要な場合は代行費用として追加5.000円

■デバックチェック、テスト

非公開環境を構築し受講生目線で、見やすさ、使いやすさを各ブラウザでチェックする費用。許可がもらえるなら仲のいいWordPress副業コースの同期にリリース前に仕様を、見てもらい客観的な受講生の意見をベースに修正や改善を行います。また投稿者目線で使いにくさや無駄な機能がないかをセルフチェックするための費用と時間。

ーーー※カスタムプラン料金設定理由※ーーー

打ち合わせ費用、デザイン費、サーバー環境移行費用、デバックチェック、テスト費用はライトプランと同じです。

■進捗報告費用

少しでもクライアントの制作過程の不安を払拭できるように
HTMLでのコーティング期間は毎日Netlifyを通じて進捗をデプロイした状態で、実際に目で見れるようにして報告する時間から算出。納品前の修正相談などの不要な時間が発生しないようにすり合わせを行います。

■HTML、CSSコーディング費用

CSS設計はBEMを用いて、運用や保守に強いコードを書くため
トップページ、投稿ページの2ページ構成(予定)レスポンシブ対応込みの設定。複雑なレイアウトではないためレスポンシブ費用は込みの設定にしました。

■jQuery実装費用

レスポンシブ対応時に投稿カテゴリーをハンバーガーメニューで表示させるための機能の実装費として算出。
必要性に関しては現状では疑問点があるため打ち合わせ時点で実装の必要性を相談希望。■WordPress化

工数日程をコーディングを含めて14日間で算出。SEO対策は不要なため割愛。
プラグインに関しては現状必要なものがバックアップ用のBackWPupのみと考えているため設置料金は込みで算出。

ーーー※オプション設定理由※ーーー

■カスタムフィールド実装

WordPress副業コースでは触れられなかったカスタムフィールド実装を
受講後に独学で実践した内容のため付加価値やブランディングとしてオプションメニューで提案しています。

■運用保守費

YouTubeのエナミさんとりゅうけんさんの対談動画で、エナミさんが触れていたサブスク型の運用費をそのままパクりました。リリース後は月に1回のミーティングを予定してします。

ーーー※ラフ案デザインについて※ーーー

■デザイン理由

デザインに関しては残念ながらツールが使えないため子テーマのカスタマイズで、ざっと制作したラフ案をイメージとして添付してます。

RaiseTechのLPにならった色使いやフォントで思案中です。講師や運営陣からの必須連絡事項が時系列でならぶ仕様にします。アーカイブは残せて、タグやカテゴリーでの検索機能も実装するため必要な情報が埋もれず、運営様が遠慮なく投稿を行えるようにします。

こだわりとしてはページを開いた時点でユーザーがスクロールする必要がないように装飾を削ぎ落としています。ユーザーの視線をキャッチして読んでもらえるための「ブログ的な客引き要素」は不要であると考えたためアイキャッチ画像はトップ画面からなくしています。

あくまでテキストがメインコンテンツであり視覚的にもユーザーにとって不要な情報をなくすため。また投稿者目線でアイキャッチ画像を投稿のたびに設定するのは手間であると考えたためです。

「no images」の空白画像が表示されるのもいけてないので、思い切ってなくしました。ただデザインに関してはまったく経験がないため、必要あればデザインできる人との共同開発希望です。

ーーー提供できる付加価値ーーー

案件に着手しデプロイが完了した時点で、slack内での他の受講生に向けた結果や感想の共有と
自分のブログにRaiseTehcの「中の様子」と「作業過程」を文章で表現します。

ブログURL https://www.dokumablog.com/

他のプログラミングスクールとは違ってRaiseTechはエンジニアリングスクールであること、ほんとに必要なことしか教えないから受講生に案件が任せられる!こんなスクール他にある?上記のような内容で3000字程度のブログを書きTwitter経由で拡散し、これから受講を考えている人が一番気になってるはずのRaiseTechの中の様子を守秘義務に触れない範囲で発信したいと考えています。

自分がRaiseTechを受講して生活が変わるほど受けた影響やカリキュラムを他のひとにも知ってほしいというのが主な理由です。

■設定料金について実務経験がないため見積もり相場を調べ、1日あたり5時間の作業目安で時給単価が1000円を切らないことから逆算とある程度の感覚値で設定しています。見当違いな見積もりをしているようであれば金額交渉受け付けますのでご意見聞かせて下さい。

■最後に

実務経験ゼロという現状を抜け出したくて応募しました。
実際に受講して本当にいいと思ったRaiseTechの運営に貢献できればと考えています。応募者多数の中で少しでも案件獲得率を、向上させるために2つのプランを用意し1人で2人分応募しているような状態にしています。

提案の問題点はカスタムプランの訴求要素が弱い点です。採用に至らない場合は提案の訴求要素の弱さついてのフィードバックをいただきたいと思います。また実際に制作したラフ案で仕上がりを、エナミさんに具体的に想像してもらうために添付しています。

見積書の税については現状知識がないため空欄ですが、案件に着手する場合は相談させていただきたいです。

以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました!結果楽しみにしてます!WordPress副業コース9月生 関谷純一

晒してみましたw

自分を選ぶメリットについて

自分が発注者の立場になって考えると付加価値を提供してくれる人にお願いしたいってなるのは道理。
みんな大好き「おまけ」ですね!
僕は提供できる付加価値が過程をブログに記すこと以外に思いつけなかったので、自分の思いを素直に書いて、付加価値って程のものではないですが「おまけ」としてブログ公開を提供しました。インフルエンサーでもないのにw

ただ以前「もっとRaiseTechの中の様子を外に向けて公開したい」って趣旨のエナミさんのツイート見てたので、その需要に対する価値提供を狙いに行きました。

実際の見積書公開

はじめての人が作った見積書ってあまり出回ってないので晒すことにしました。自分が発注者にならない限り他人の見積書って見る機会ないですからねw

見積書の骨組みとしては二者択一法とオプションで選択を迫るスタイルです。

【カスタムプランの見積書】

【ライトプランの見積書】

見積書の見た目が「なんかそれっっぽい」のは嫁さんに外注して作成してもらったからですw

RaiseTech講師による見積書についてのzoom勉強会

選考中にslack上でひとりの受講生の方が「見積書の作り方がわかりません」という趣旨の投稿をしたことにより、講師による見積書作成講座が希望者に対してゲリラ的に行われるって展開もありました。

YATさんありがとうございました。

現役講師が授業以外にわざわざ時間作って見積書の作り方や教えてくれるって、完全な営利目的のスクールだと絶対にありえない展開です。言ってることとやってることに一貫性あるのがRaiseTechの魅力。

結果は合格

合格した理由はわかりませんが参画が決まりました。おまけに望んでいたチーム開発環境!

RaiseTechをこれから受講する人の役に立てるのは素直にうれしい。

同時に「ちゃんと実装できるかな?」という不安もありますが
本当に困ったときは受講期間終わっても、質問オッケーなRaiseTehcのありがすぎる環境をフル活用させてもらいます。

最後にひとつだけ

文章に関しては沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—

この本読んで実践すれば誰でも読みやすい文章が書けるようになるはずなのでオススメです。

ほんと具体的でわかりやすいから再現性高い。内容が漫画っぽくて読みやすいのもいいところ。

それでは今後はマメに進捗を公開していきますねー

デプロイまでお待ち下さいー

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